planernosuke’s blog

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お金を借りる戦略、ビジネス編

こんにちは

 

前回プライベート面でのお金を借りる考え方を書いたので

今回はビジネス面での借入を考察しようと思います

 

 

ビジネスで借入をする

ビジネス面とはつまり

個人事業主、法人が事業をするためにお金を借りることです

 

 

うちの会社は儲かってるし借入してないと思うよ

 

以前友達が言ってた言葉なのですが

 

借入は経営が行き詰まっている会社がするもの

 

といった考えた方がおそらく一般的なのかとは思いますが

 

ビジネスの上では借入はより儲けるために必要な重要な戦略になります

 

また運転資金として

回収と支払いに差がある時に必要になります

この辺は簿記を勉強するとよくわかります

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戦略的な借入として以下の具体例で考えてみようと思います

 

例:薬用シャンプーを販売する会社

材料や製造費用として1000円でシャンプーを作り、2000円で売るビジネスをしている会社があります

1年間で作った分を全て売り切ります(前提:他の諸経費であったり、マーケットの成長等は深く考えないとします)

 

会社は資金を100万円持っています

 

シャンプー1個作るのに1000円かかるので

資金100万円を使うと1000個シャンプーを作れます

2000円で1000個売れると合計200万円になります

 

100万円あれば1年間で200万円になります

 

 

仮にこの活動に銀行から1000万円を5年間で借りしたとして

資金1000万円を使い1万個シャンプーを作ります

2000円で1万個売ると合計2000万円になります

 

1年間で1000万円が2000万円になります

 

 

銀行からの借入が金利2%だとして

1年間で1000万円の借入に金利2%かかると

20万円の利息になります(5年間、毎年利息を20万円払うとします)

1年間の元金の返済が200万円(1000万円÷5年)

合計220万円毎年返済します

 

これを前提として

5年間過ごしたとします

 

銀行借入なしと、銀行借入ありのパターンを見てみましょう

 

借入なしの場合

 

初め:100万円所有

1年目終了:200万円所有(100万円のコストで200万円の売上)

 

2年目終了:400万円所有(200万円のコストで400万円の売上)

 

3年目終了:800万円所有(400万円のコストで800万円の売上)

 

4年目終了:1600万円所有(800万円のコストで1600万円の売上)

 

5年目終了:3200万円所有(1600万円のコストで3200万円の売上)

 

 

5年間で100万円が3200万円になります

 

 

銀行で最初に1000万円借入した場合

 

初め:1100万円所有(資金100万円+借入金1000万円)

1年目終了:1980万円所有(1100万円のコストで2200万円の売上、借入金の返済220万円)

 

2年目終了:3740万円所有(1980万円のコストで3960万円の売上、借入金の返済220万円)

 

3年目終了:7260万円所有(3740万円のコストで7480万円の売上、借入金の返済220万円)

 

4年目終了:1億4300万円所有(7260万円のコストで1億4520万円の売上、借入金の返済220万円)

 

5年目終了:2億8380万円所有(1億4300万円のコストで2億8600万円の売上、借入金の返済220万円)

 

5年間で100万円が2億8380万円になります

 

 

人件費やその方諸々の経費を全て無視していることや、成長しているマーケットである等

かなりの乱暴な設定になっていますが

 

 

5年間で3200万円、2億8380万円

 

このくらい数字の差が出てきます

借入金がより大きくなれば売上もより大きくなります

 

借入をするメリットを理解することができたと思います

 

このように資本が大きければ大きいほど規模を大きくすることができます

 

 

ビジネスを大きくするためには借入は非常に重要であります

戦略的に有効に使うことが大切です

 

お金の調達は借入だけでなく、社債の発行や上場して資金調達する等色々ありますので、興味ある方は調べてみてください